接骨史つれづれ

柔道整復術の生い立ちは古く、
教科書にある陳氏説は、明治期頃の書籍では否定され、
さらに古に起源を求めています。

いつからが東西医学の接点となったかと考えると、
長崎などで名人が輩出された江戸期でしょうか。

現在の接骨術もそのころをバックボーンにしているように思われます。

戦後の接骨の禁止も大事ですが、
明治期のそれも厳しかった様です。

文京区駒込の柳心斎八木道場にも、
警察から何人位患者が来ているか尋ねられ、
50人と答えると罰金を課せられたと酒本房太郎講道館柔道九段も述懐されています。