私自身、高校・大学時代に陸上競技の選手として
インカレ等出場して参りました。(最高位9位。後一歩で入賞と書けたのに・・・)
思ったのは、
自分は大学まで競技を続けられるような選手ではなかった
ということです。
明らかに動作に対する知識が足りていませんでした。
川内優輝選手は、
「大学以上は迷ったらスポーツ1本で行くのはやめたほうが良い。
自分に絶対の自信がない人が通用するほど甘くはない。」
と言われましたが、至極といえます。
高校時代はどんな練習でもこなしてきた私が、
大学ではケガのオンパレードでした。
元々の能力が高くない自分は、
箱根駅伝に出場したり、
インカレ総合上位を狙うチームの練習にあせり、
オーバーペースとなって行きました。
動き自体もより大きな力を出そうと、常に緊張していました。
ケガを繰り返していた当時、
整形外科での受診、鍼治療やマッサージ、
1回一万円もするカイロドクターの治療等、
皆様と同じようにわらをもつかむ思いで治療院を探していました。
そんな時に一番励まされたのが、
近所の接骨院の先生でした。
シンプルな治療と豪快な人柄のおかげでその後、無事に競技生活を送ることができました。
柔道整復師になるには
身体の機能や解剖、運動学について
かなりの勉強が必要でした。
特に陸上競技の動きやコンディショニングに関しては、
「そうすれば良かったのか!」
などと、勉強すればするほど感じる毎日でした。
あの当時に今の知識があれば一流とはいいませんが、
二流半位になれていたかなぁ
などとも思います。
私は思います
「生まれた時から持って無かった選手でも、
効率的なトレーニングで追いつける!」
と。
オリンピックコーチをされていた恩師と再会し、
陸上クラブの運営に携わっておりますが、
選手には自信をもって羽ばたいていくアスリートになって欲しい
八木接骨院